社長ブログ:時にふれてBLOG

自らによりどころを求める

更新日:2022/04/11

先週、コロナの陽性者がでて、従業員全員にPCR検査をしてもらいました。全員が陰性でした。勉強会も一週飛ばしました。今週は47回目122ページ「自らによりどころを求める」です。急遽、Hoさんに読み合わせと感想をいただきました。Hoさんの感想は「組織の中では必要と思う。こうでなければ会社で生き残れない。こういう無頼漢ばかりでは、会社は成り立たない。世界のイチローは自分の形で世界のイチローとなった。自らの信念を持って生きることは必要と思います。」とのことでした。私のコメントは

「真の無頼性とは、頼らないことです。…頼らないと言うことは、自由と言うことなのです」、「あらゆる拘束から離れることによって、自らの信念をどこまでも追求することができ、その姿勢があってはじめて創造性が生まれてくるわけです」と書かれています。自らの信念とは、自分の正しいと思った道をまっしぐらに歩むこととも書かれています。

自由とは字のとおり、「自らを由(よし)」(=よりどころ)とすること。いろんな岐路に立ったとき、よく考えて自分の行動を選ぶこと、それが自らを由とするということです。との名言もあります。

またブッダの最後の言葉として「自灯明法灯明」があります。『自らを拠り所とせよ。他人を拠り所とするな。法を拠り所とせよ。真理を拠り所とし、どこまでも向上せんとする自らを灯(あかり)とせよ』です。意味は「あなたが暗闇を照らす灯りになって、世の中のために世を明るく照らさなきゃならないんだよ。その根本には、時代が変わっても変わらない法則(真理)があるから、これからも自分を磨くように。また、その真理を教えてきたのだから、それを守って伝えていけば大丈夫だよ」と解説しています。

この勉強会での本、「心を高める、経営を伸ばす」に書かれている原理原則的な哲学は、「それは両親から言われたことや、小学校、中学校の先生に教えられた『善いこと悪いこと』というようなきわめて素朴な倫理観にもとづいたものである。簡単に言えば、公平、公正、正義、努力、勇気、博愛、謙虚、誠実というような言葉で表現できるものである」と思います。「経営には哲学が必要」とのことを自らの信念にして、経営・仕事・人生を生きることなのでしょう。仕事を一生懸命する中で、人間性を高めていくのです。

と話しました。その後の討論の中で、 「信念を持って生きていく」とは捉えずに、「無頼漢として」と捉えてしまった。難しい文章ですとの意見が出ました。

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