社長ブログ:時にふれてBLOG

現状を改革し、創造する

更新日:2022/08/22

今週は、第63回目、158ページ「現状を改革し、創造する」です。会社で順番のローティションが作成され、今回は、Hoさんに読み合わせと感想を御願いしました。感想は、

「技術革新に関する創造と言うことです。現状の中で既存のシステムがあり、どんどん進歩していかなければ遅れてしまう。何処よりも早く新技術システムを構築しなければならない。それが、先々利益を生む原動力となる。もがき苦しみながら、常に考えることが必要です。思いつきから発想する。それを落とし込む力が必要です。いかにするべきか、外からの力も必要と思います。発想して、それを落とし込む二つのことが大事です。」と発表して頂きました。私のコメントは、

「リーダーは…常に新しい何かを求め、創造していくという考え方を持っていなければなりません」、「創造的な心とは、持続した強い願望、それがもたらすあくなき追求の心のことを言うのです」と書かれています。

稲盛和夫オフィシャルサイトでは、『毎日の仕事の中で、「これでいいのか」ということを常に考え、同時に「なぜ」という疑問をもち、昨日よりは今日、今日よりは明日と、与えられた仕事に対し、改善、改良を考え続けることが創造的な仕事へとつながっていきます。こうしたことの繰り返しによってすばらしい進歩が遂げられるのです』と書かれています。

ネツトで(月刊『致知』2010年4月号より)の「創造的なひらめき(インスピレーション)はどこから生まれてくるのか」の一文がありました。「私は「京都賞」の授賞式のときなどに、世界の知性ともいうべき、各分野を代表する研究者と接することがあります。そのとき、彼らが一様に、画期的な発明発見に至るプロセスで、創造的なひらめき(インスピレーション)を、あたかも神の啓示のごとく受けた瞬間があることを知り、驚くのです。彼らが言うには、「創造」の瞬間とは、人知れず努力を重ねている研究生活のさなかに、ふとした休息をとった瞬間であったり、ときには就寝時の夢の中であったりするそうです。そのようなときに、「知恵の蔵」の扉がひらき、ヒントが与えられるというのです。…この「知恵の蔵」の恩恵を受けることができるのは、新規事業の立ち上げや新製品開発など、創造的な仕事に取り組んでいる人だけではありません。美しい心を持って、一心不乱に何かに取り組んでいる人は等しく、その恵みを受けることができると私は考えています。 「他に良かれかし」と願い、一所懸命必死に生きている人が、何か困難に直面して、悩みに悩み、苦しみもがき抜いているとき、一筋の光明が差すように、天は必ず障害を克服するヒントを指し示してくれるはずです。これも、「知恵の蔵」によるものではないでしょうか。「知恵の蔵」とは、真摯に生きるすべての人にひらかれている、私はそう信じています。…人生の成功不成功のみならず、経営の成功不成功を決めるものも人の心です。私は、京セラ創業直後から人の心が経営を決めることに気づき、それ以来、心をベースとした経営を実行してきました。経営者の日々の判断が企業の性格を決定していきますし、経営者の判断が社員の心の動きを方向づけ、社員の心の集合が会社の雰囲気、社風を決めていきます』とあります。

私の一筋の光明は、経営に悩みに悩んだときに、稲盛和夫さんの著書に出会い、盛和塾に入れて頂いた事です。函館で元塾長の謦咳に触れたとき、いままで信条としてきた。「人は城…、人の心を大事にする」の信念を確信し、感涙いたしました。』と話しました。

次回は8月29日(月)、160ページ「謙虚な姿勢を持つ」で、ローティションはMgさんです。よろしくお願いいたします。

記事一覧