社長ブログ:時にふれてBLOG
人間性を基盤とする
更新日:2023/04/17
今週は第89回目、216ページ「人間性を基盤とする」です。Kaさんの担当で、出張で居ないため感想文を提出してくれていました。添付しました。読み合わせはMiさんにお願いしました。私のコメントは、次の通りです。
「人間として共有できる理念の下に、言語、人種、歴史、文化の違いを超えて、自然と尊敬の念を抱かせるような、徳を備えたリーダーを置かなければ、海外での成功はありえないと思います」と話されています。
稲盛和夫OFFICIAL SITEでは、「バランスのとれた人間性を備える」として、つぎのようにかかれています。『バランスのとれた人間とは、何事に対しても常に「なぜ」という疑問をもち、これを論理的に徹底して追求し、解明していく合理的な姿勢と、誰からも親しまれる円満な人間性をあわせもった人のことをいいます。いくら分析力に優れ合理的な行動を貫くスマートさを備えていても、それだけでは、まわりの人々の協力を得ることはできないでしょうし、逆にみんなからいい人だといわれるだけでは、仕事を確実に進めていくことはできません。私たちがすばらしい仕事をしていくためには、科学者としての合理性とともに、「この人のためなら」と思わせるような人徳を兼ね備えていなければなりません。』とあります。
福岡 英一Amebaトピックスのアメーバブログでは、『いくら世の中の文明が進歩しても、人間性と言うものには時代を超えて普遍性があると思えてなりません。人は生きている限り、自分自身の人間性に磨きをかけ続けることが大切と言えます。たとえば、中国の孔子は紀元前500年頃の人だとされています。しかし、子曰く・・・で始まる論語は時代を越えて、今も連綿と活き続けております。今の時代の中国の人が孔子の時代の人よりはるかに人間性が優れていると言えるでしょう。今となっては知る由もありませんが、それほど人間性がよくなっているようには思えないのです。職場においても一番大切なものは人間性と考えます。生きている限り重要なことと考えております。』とありました。
心理カウンセラー・「SMART BRIDAL」代表の吉野麻衣子さんの書き込みでは、「〝人間性〟とは人間の生まれながらにして備えている性質、本性〟と言われていますが、これが高い人となると、周囲の人たちから〝こうありたいと尊敬される人〟という表現が分かりやすいかもしれません。別の言葉で言い換えると、人徳者、人格者、人望のある人といった単語が分かりやすいかもしれませんね」として、「まず人間性が高い人は、〝 自分を裏切らない安心感があり、自分がなりたい理想〟という印象を相手に与えます。このような印象を持たせるには、心理学的に見て、『誠実性を上げ、信頼を得る』という行動が必要になります。では実際に、どんな行動をしたらいいかというと、
- 常に精神的に気持ちを安定させ、ちょっとした事でイライラしない
- 自分や相手の立場はもちろん、一歩離れて、様々な立場や視点から物事を見る様にする
- 状況を冷静に見定めて、自分がどの様な行動をとるべきかを判断
- 相手の目線と視点から物事を説明する
といった、冷静さを持つことがまず大切です。それと同時に、相手の気持ちに共感をして、否定から入らない様なコミュニケーションを取ることが、人間性の高い人間へと繋がるのです」と書かれています。
人徳がある人間性です。私も三毒が強い人間で、徳はできておりません。反省して、そうなりたいと思い、勉強中です。