社長ブログ:時にふれてBLOG

まず思う

更新日:2021/07/05

日は「まず思う」48ページです。Oさんに読んで頂きました。感想は、「まったくそのとおりで何も言うことはないけれど、私が思うことは、①人が第一、高品質の成果品を納期内に納めて信用を勝ち取りたい。②経験のない人が入ってきている。若い人の技術力向上に励んで努力して欲しい。③資格試験・研修があり合格が目的だが、対応できる技術力が日々出せるように、資格者は技術力を維持することに頑張って欲しい」と三点について感想を述べられました。私のコメントは「Oさんの感想は、まったくその通りと思います」としたうえで、

稲盛和夫さんが、松下幸之助さんの「ダム式経営」の講演を聴かれ、松下さんが質問に「余裕がなけりゃいかんと思わないけませんな」という答えに強烈な印象を受けた話しから、『まず思う』ことが大事で、物事を成就させます。

「強烈な願望を描き、心からその実現を信じることが、ものごとを成就させる」としています。

私の強烈な願望は、「10%くらいの利益率が出せないようでは、経営のうちに入らない」との盛和塾の教えから、高収益の経営体質をつくることです。この高収益は、不況への最大の予防策となり、内部留保を増やし不況に耐える耐力が出来、経営基盤を強化して将来的に雇用を守り、新たな人財と設備の投資ができるようになります。

 この「高収益になるように全力を尽くす」というフィロソフィー(哲学)を、全従業員と共有できれば全員経営参加となります。さらに人生においても「まず思う」ことが大事と感じてきました。誠実に一生懸命仕事を覚え、仕事が好きになり仕事ができるようになる。こうありたいと強烈な願望を描き、心から自分の能力を信じて努力をすれば、何事も成就できます。

 当社の経営理念の一つ目は、「全てにおいて誠実であり続け、国民の財産権を守るプライドある仕事をする」としています。人生も仕事も、顧客にも関係者にも、業界にも協力会社にも、そして働く仲間にも社会にも、全てにおいて誠実でありたいとの当社の使命です。

 

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