社長ブログ:時にふれてBLOG

未来を開く

更新日:2022/01/25

今週は39回目、102ページ「未来を開く」です。Miさんに読み合わせと感想をお願いしました。「積極的に意見を述べて提案できる、そのような風通しの良い会社とあります。今の日本の会社では難しいと思いました。」という感想でした。私のコメントは

この項では、「未来を開く若い力が、勇気と自信を持って台頭してこなければ将来はありません」として、職場でも「見識を持ち、改善の意気に燃えた人」であろう。「見識」とは、自分自身の体験や知恵から、得た情報を正しく見分けられる判断力です。

「透明なまでに素直な心の持ち主」であって、「素直な心」とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のことです。人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることのできる人です。

「自己犠牲の精神」を持って、「何よりも大切なのが、強烈な意志です」と書かれています。

稲盛和夫さんの教え「経営12ケ条」の第7条に、「経営は強い意志で決まる」(経営には岩をも穿つ強い意志が必要)があります。経営とは、経営者の「意志」が現れたものだと考えます。「こうありたいと思ったら、何が何でも、その目標を実現しようとする、強烈な意志が必要です。そのとき大切なことは、従業員の共感を得ることです。

もともと、経営目標は経営者の意志から生まれるものですが、同時にその目標が、従業員全員が『やろう』と思うようなものにする。いわば、経営目標という経営者の意志を、全従業員の意志に変えることが必要です」とあります。

この様な強烈な意志を持って、会社を変革していく、会社の未来を創り上げていく若い人が必要だと言うことです。それに触発されて自分も変わっていく必要を感じています。いや、自分が先ず変わらなければならないのです。

お互いに思いやる、働きがいのある、物心両面で働きやすい会社にしたい。そのために、自分を含めた全従業員とともに「心を高める」ことが必要です。「善い会社には、善い人が多い」と言う真理、お互いが思いやって、目標に向かって切磋琢磨していく会社を創っていきたい。会社の未来を創りたいと、強烈な意志をもってです。

記事一覧